いきなり団子は、なぜ「いきなり」なの?いきなりの5つの理由とは?
熊本の郷土料理として、今や全国区になっている、いきなり団子。
でもどうして、いきなり団子って、「いきなり」なの?
と不思議に思ったことはありませんか?
そこでここでは、いきなり団子が「いきなり」な5つの理由を説明していきたいと思います!
いきなり団子が「いきなり」な5つの理由
短時間で「いきなり」作ることが出来るという意味
一つ目の「いきなり」の由来は、短時間で「いきなり」作ることが出来るという意味があります。
今では、吉野家や松屋のよう、注文後、5分と待たずに料理が出て来ることが当たり前になりつつありますが、当時は、いきなり団子ほど短時間で作ることが出来る料理がなかったのではないか?
だから、いきなり団子という名称になった!
という理由があるようです!
来客が「いきなり」来ても出せる菓子という意味
その昔、突然の訪問客が来て、出すものが無い。
といった時に、来客がいきなり来ても、いきなり出せる菓子という意味で、いきなり団子となった。
という理由があります。
生の芋を調理する「生き成り」(いきなり)という語句の意味
いきなり団子は、なかにサツマイモとあんこが入っているのですが、その中の生の芋を調理する「生き成り」(いきなり)という語句の意味から、いきなり団子と言われるようになった!
という理由があるようです!
熊本の方言から「ざっと作れる菓子」という意味
熊本の一部地域では今でも片付けが苦手な人を「いきなりな人」と言い、そこから転じて「いきなり」という言葉が、「ざっとしている」という意味になり、ざっと作れる菓子という意味で、いきなり団子というようになった。
という説もあるようです!
地元の古い方言で「簡単」という意味
「いきなり」という言葉には、地元の古い方言で「簡単」という意味があり、「いきなり団子」とは「簡単に作れる団子」という意味で使われるようになった。
という説もあるようです!
いきなり団子の「いきなり」まとめ
いきなり団子の「いきなり」には諸説あるようで、明確にはどれ!ということはわかっていないようです。
上に挙げた5つのことが複合的になって、もう総称でいきなり団子と呼ばれるようになった!
という人も居るくらいです!